今流行りのAIエディタといえば、GitHub Copilot や Cursor が有名だが、自分は Continue という VS Code のプラグインをもっぱら使っている

Continue は一言で言うとオープンソース版のCursor みたいなもので、コードの補完やAIチャットなどCursorやGitHub Copilot のような機能を備えながらコードが完全に公開されている点が特徴だ

そもそもなぜCursorがVS Codeのプラグインではなく独自のエディタなのかといえば、VS Code のプラグインはいくらつくってもマネタイズできないからである

そうは言ってもAPIへの問い合わせには料金がかかるはずで、この点 continue はどうしているのかと問われれば、AIエディタを実現するために必要な様々なAPIをユーザーに設定させることで成り立っている

例えば、(1) AI チャットには Claude や Gemini, (2) コード補完には Mistral, (3) ファイルのEmbeddings には Voyage など、基本的な機能を使うだけでも３つのAPIキーが必要となる

このうち、(2) と (3) で使っている Mistral と Voyage については Continue を使い始めるまでは知らなかった

考えてみれば当然であるが、コードの補完や埋め込みは明らかに Claude や Gemini のようなチャットボットとは用途が違うので、それ専用に訓練されたモデルを使う必要がある

おそらくCursorの裏側でもこうしたモデルが動いていると予想しているのだが、あちらはクローズドなので正確なことはわからない

APIキーは自分で契約して払い出す必要があるのでもちろん使い手としては完全無料とはいかないのだが、全てのAPIの利用料金を足し合わせても月間５ドルもしないのではないかと思う

Cursorの1/4くらいの値段でCursorライクな開発体験が得られるのだからお得だ

Continueを使っている