最近LRSの一種である Learning Locker というソフトウェアと格闘していた

これが結構曲者で、いまだに Learning Analytics 界隈では広く使われている割に、もう開発が止まっていて、最新の環境がnode 8 でしか動かないと言う致命的な欠点を抱えていた

そんなわけで、なんとかこれを最新のnodeに対応させたいと思いつつ日々を過ごしていたのだが、つい昨日、in progress で開発されている Open source な LRS を見つけた

それがこれ

GitHub - yetanalytics/lrsql: A SQL-based Learning Record Store

最新更新が二週間前だし、moodleの公式ドキュメンテーションでも紹介されているしでこれで勝った、と思ったのも束の間、コードには .clj と言う見たこともない拡張子のファイルが大量に並んでいた

最初は何かの設定ファイルかと思ったが、調べてみるとどうもClojureと言う言語らしい

Javaのランタイムで動く、LISP likeな関数型の言語みたいで、さすが関数型なだけあって、かなりとっつきにくい書き方をしている（失礼）

例としてこんな関数が紹介されていたのだが、正直パッと見ただけでは暗号のようにしか見えない

(defn number-summary
  "Computes a summary of the arithmetic properties of a number, as a data structure."
  [n]
  (let [proper-divisors (into (sorted-set)
                          (filter
                            (fn [d]
                              (zero? (rem n d)))
                            (range 1 n)))
        divisors-sum (apply + proper-divisors)]
    {:n n
     :proper-divisors proper-divisors
     :even? (even? n)
     :prime? (= proper-divisors #{1})
     :perfect-number? (= divisors-sum n)}))

https://clojure.org/guides/repl/data_visualization_at_the_repl

とはいえ他に候補がないのも事実なのでもし縁があれば Clojure を勉強してみようと思う

前にLISPに入門しようとして挫折したことがあるのだが、Copilotのある今ならなんとか行ける気がする

Clojureの機運